鍵を閉めない危険性

島の全員が顔見知りだから鍵を閉めなくても大丈夫、田舎だから人通りも無く鍵を閉めていても開けていても同じだろう、マンションにはオートロックのエントランスがあるし少々鍵をかけなくても大丈夫、家の中に誰かしら居るので鍵をかける必要はない、そんな油断が泥棒に入られる理由なのです。
泥棒は誰もいない家を狙うと思いますか?鍵がかかっていても壊して侵入してくる犯人が、鍵が閉まっていない家を見逃すはずはありません。例え島であろうと、観光目的を装った空き巣もいます。人通りの少ない田舎を狙う犯人ももちろんいます。マンションのオートロックは住人に着いていけば誰でも中に入る事ができますし、別のお宅のチャイムを鳴らして宅配業者を装って侵入してくることも可能です。家の中に人が居る場合の泥棒行為を居空きと言い、数分で犯行を終える犯人にとって鍵の開いた家は人がいようとターゲットにします。特に人が居る場合、犯人と対面し強盗化するケースも多く大変危険なのです。また家の鍵は閉めるけれど2階や窓の鍵は開けっ放しという方も、身軽な犯人は屋根伝いや隣家からベランダに侵入することもたやすいので、むしろ窓のほうがよく侵入経路となっているのです。
金目の物が家にない、現金は一切置いていない、だからといって侵入されてしまえば家は荒らされ逆ギレした犯人が家財を壊すケースもあり余計な修理費用だけがかさみます。また犯人は現金だけを狙うわけではなく、パソコン・ブランドのバック・ケータイ・ゲーム機器・時計なども盗みますので、一概に金目の物が無いわけでもありません。
ゴミ出しの隙を犯人が狙っています。小まめな戸締りは徹底していきましょう。